何回かに渡ってちょっと大胆な改修の実例をご紹介していきたいと思います。

繁華な商店街に位置する古い木造の店舗併用住宅の改修です。
2つの店舗併用住宅が道路に向かって縦割りになっています。



当初、銀行と地域の不動産業者からの提案で建物を取り壊した上で4階建ての建物を新築する計画でした。
1〜2階をひとつの店舗として賃貸し、3〜4階を自宅として使用するといったレイアウトです。
多額の費用をかけて新築し広い賃貸部分を本当にテナントを見つけて継続的に営業していく事に不安を覚えたオーナーが私どものところへ相談に来ました。
商店街側に1・2階別の賃貸スペースを設け、その後ろのスペースに1〜2階の住居スペースを設けるという改修案ができあがりました。
新築に比べて遥かにローコスト、かつ賃貸面積もほどほどの面積なのでテナント誘致がしやすいといったメリットがあります。


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商店街側に小売店と寿司店が並んで営業していました。


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改修後は1階に1店舗・奥に住宅。右端に階段を設けて2階に1店舗というレイアウトになってます。


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改修後,右端に階段にはシャッターがおりてます。
外観はすっきりとしていますがテナント工事で看板などが取り付けられ店舗らしくなる予定です。


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